日刊スポーツ制定「第38回オートレース年間三賞」の表彰式典が、12日に関係者やファン合わせて約100人を招待して都内のホテルで開催された。昨年2度のSG戦を制した青山周平(41=伊勢崎)が、3年連続7度目の殊勲賞を獲得。敢闘賞は去年に続いて佐藤励(26=川口)、技能賞は黒川京介(27=川口)が初受賞。女子特別賞には8年連続で佐藤摩弥(33=川口)が選ばれた。受賞した4選手は多くの人から功績をたたえられた。

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【技能賞】黒川京介は爽やかなスーツ姿で登場した。日刊三賞は19年と21年に、デビュー5年未満が選考対象となる敢闘賞を受賞。技能賞は、今回が初めてとなる。「日刊三賞には久々に選ばれた。技能賞は初なので、うれしく思います」と喜びを口にした。

一昨年の日本選手権でSG初制覇を飾った。昨年は、前人未到の年間120勝に到達。24年に鈴木圭一郎がマークした、年間114勝の記録を大幅に更新。優勝回数も17度まで伸ばすなど、超ハイアベレージの成績を残した。「SGの優勝はなかったけど、たくさん出走した成果はありました」。先月の浜松SG全日本選抜オートレースでは初日から5連勝で勝ち進み、優勝戦では1枠を選択して最高の条件が整った。しかし、またしても青山のハードルを越えられず無念の2着に惜敗した。

「まだ自分には足りない部分があると思うので、自己分析して成長したい。もちろん、全国ランクS級1位を目指します」。新たな目標を掲げて26年のシーズンに挑む。新時代をリードする若手エース黒川のストーリーは、まだ始まったばかりだ。