落語家春風亭昇太(66)が25日、24年に復学した東海大を卒業した。この日、神奈川県平塚市にある東海大湘南キャンパスで、学位授与式に出席した。

昇太は東海大4年の時に、春風亭柳昇さんに弟子入りしたため中退したが、24年10月に人文学部人文学科に復学した。21年に同科の客員教授を委嘱されたことで、復学制度を知ったという。

これまでの功績をたたえられ「特別賞」を受賞。記念品として、「笑点」にちなんで座布団10枚を受け取った。昇太は「卒業まで48年かかりました。特別賞は、卒業まで48年間かかったということが特別ということでいただいたのだと思います」と照れ「卒業生の皆さんに座布団10枚!」と声を張った。

終了後、昇太は「やっぱりうれしいものですね」と感慨を語り、サプライズでの座布団10枚に「大事にしたい。ケースに入れておきたいくらいです」と大喜びした。

学位記(卒業証書)を手に「(高座で)チラ見せします。きちんと時間を計って見せます」と、静岡県伊東市の前市長の卒業証書騒動をからめて笑わせた。

「城の改修」をテーマに卒論を書き、4月からは客員教授に戻るという。昇太は「まだまだ勉強したい」と意欲を見せ「若いころより理解力が上がっているので、大学の勉強は年を取った方がおもしろい」と、学びなおしの良さを語った。

元宝塚歌劇団娘役の妻も会場で昇太の晴れの舞台を見守っていた。