フジテレビは27日、都内の同局で3月度社長会見を行った。清水賢治社長は会見の中で、相次いでいるアナウンサーの退社について言及した。

同局では、25年3月以降の直近1年で、永島優美アナ、椿原慶子アナ、西岡孝洋アナ(3人は25年3月退社)、岸本理沙アナ(25年6月退社)、青嶋達也アナ(25年8月に定年退職)、藤本万梨乃アナ(25年末退社)、小澤陽子アナ、勝野健アナ(2人は26年3月退社)、竹内友佳アナ(7月上旬に退社すると発表)と、合計9人が局を離れることが発表された。

テレビ朝日はこの1年でアナウンサーの退職者が0人、その他の局も2、3人程度であることから、民放他局と比較しても明らかに大きな数字となっていることが分かる。

清水社長は「アナウンサーの退職はクローズアップされるものです。寂しい面はありますが、自分の人生をもっと豊かに、可能性を信じて生きている、そういう人を応援したいと思います」と話した。

また、「アナウンサーに限らず、定年まで勤め上げるのではなく、新しいことをやってみたいという人は必ず出てくるもの」とし、「チャレンジはしてもらいたいなと思います。外に出たからフジテレビで仕事ができなくなる訳ではないし、一回り大きくなって仕事をしてほしいです」と丁寧に話した。

まもなく始まる新年度を迎えるにあたり、「新卒の方も入ってきますし、キャリア採用も増えています」とし、「人材の流動性があるのは組織にとって良いこと。一度出て行った人が戻ってくることもありますし、そういうことで会社というものは多様性を持って健全な組織になっていくものだと思います」と答えた。