【柔道】阿部一二三が世界選手権から凱旋帰国 ロス五輪代表争いで一歩リードも「もっと気を引き締める」

[ 2026年10月7日 22:00 ]

3年ぶりに優勝した世界選手権から帰国した阿部一二三
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 柔道の世界選手権で3年ぶり5度目の優勝を果たした男子66キロ級の阿部一二三(パーク24)が7日、羽田空港に帰国して取材に応じ、「苦しい戦いが続いたが、その中で勝ち切れたことはいい経験になった」と安どの笑みを浮かべた。

 5度の世界選手権制覇は山下泰裕、高藤直寿らを超え日本男子単独最多記録。女子52キロ級の妹・詩とは3年ぶり4度目の同日優勝と記録ずくめだったが、「兄妹同時優勝もそうだし日本歴代最多もそうだし、そんなに意識していなかった。あくまで通過点。もっともっとこれから伸ばして行ければ」と意欲を示した。

 大会では準決勝で前年王者の武岡毅との直接対決が実現。試合後半に有効を2度奪った阿部が優勢勝ちを収め、28年ロサンゼルス五輪代表争いでもリードを奪った。それでも21年東京、24年パリ五輪と丸山城志郎と激しく代表を争った経験を持つ男は、「まだ決まったわけではないし、これで終わりではない。この戦いが終わるのはロスの代表が決まった時。もっと気を引き締めていく」と慢心はなかった。

 次戦は12月のグランドスラム東京大会(東京体育館)で、この大会も制すれば、来年の世界選手権代表に内定し、3大会連続の五輪代表へグッと近づく。武岡との3度目の直接対決が実現する可能性もあり、再び最強を証明する大会にしてみせる。

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