プロボクシングWBA世界ミニマム級王者松本流星(27=帝拳)がWBA王座返上→WBC王座を狙うプランに強い意欲を示した。15日に横浜・BUNTAIで同級4位高田勇仁(27=ライオンズ)との初防衛戦にフルマークの3-0で判定勝利。一夜明けた16日、東京・新宿区の所属ジムで会見した。
WBAスーパー、WBO世界同級統一王者オスカー・コラーゾ(29=プエルトリコ)の存在について言及し、松本は「(団体内統一戦が)できるのだったら良いけれど、自分が正規王座を持っていても、向こうに(対戦する)メリットがない。だからこそ他団体のベルトを持っていたら(統一王者も)やりたいと思う。なので今、WBCのベルトが欲しい」と率直な心境を口にした。
松本がWBC世界同級王者メルビン・ジェルレサム(32=フィリピン)との対決を求めたことについて、所属ジムの本田明彦会長は「以前から本人が望んでいた。実現すればWBA王座は返上することになる」と明かした。
昨年末は同門の世界戦敗退が続いた。25年11月、那須川天心(27)がWBC世界バンタム級王座決定戦で井上拓真(30=大橋)に判定負けを喫し、同12月には高見亨介(23)がレネ・サンティアゴ(33=プエリトリコ)とのWBA、WBO世界ライトフライ級王座統一戦で判定負けしていた。松本が先に初防衛した後に高校、大学、ジムで先輩となる岩田翔吉(30)がWBC世界ライトフライ級王座を獲得。「絶対、負けられない思いがありました。翔吉先輩と2人で世界王者になるこということも想像していた。負けられないという気持ちはありましたね」と所属ジムの世界戦連敗ストップに安堵(あんど)の表情を浮かべていた。

