セミファイナルのタッグマッチで中島翔子&上原わかなと、ジェシー・マッケイ&キャシー・リーの「ジ・インスピレーション」が対戦。ジェシーが10分15秒、アイドライザー(2人でたたきつける合体のフェイスバスター)で上原から3カウントを奪って勝利した。
この試合は29日の両国国技館大会で行われる「プリンセスタッグ王座戦:上福ゆき&上原わかな(王者組)VSジ・インスピレーション(挑戦者組)」の前哨戦だったが、WWEなどで活躍した世界的タッグの挑戦者組がまず存在感を示した。
ジ・インスピレーションの2人は、中島&上原のために投げ込まれた紙テープをいまいましそうに拾い上げるとグチャグチャにして捨てて挑発。中島と上原が差し出した手を面倒くさそうに握って試合はスタートした。
先発は中島とジェシー。身長173センチのジェシーが力比べのために伸ばした手に、147センチの中島の手が届かないと、ジ・インスピレーションの2人は大笑い。だが中島はジェシーの足を蹴ってひざまずかせ、両手で組み合った。
急造タッグの中島&上原に対し、ジ・インスピレーションは息の合った連係を見せたが、中島が場外の2人に対してトペ・スイシーダを見舞うなど反撃。上原もキャシーにバナナピローを仕掛けた。
だがジ・インスピレーションの2人は上原をとらえ、串刺し攻撃。さらにコーナーの中島に向かってお尻をペンペンするなど、またしても挑発した。
中島がキャシーに雪崩式フランケンシュタイナーを決めようとするがかわされ、ブルーサンダーボムを被弾。しかしハリケーンラナでやり返し、代わった上原もジェシーにスペース・ローリングエルボー、ドロップキック、スナップ・スープレックスと立て続けに見舞った。
しかし上原はペディグリーを浴びて劣勢に。最後は中島が排除されて1対2の戦いになり、顔からたたきつけられて3カウントを奪われた。キャシーはベルトを巻くジェスチャーで前哨戦の勝利を喜び、ジェシーも上原の持つベルトを指さしてアピールした。
上原は「めっちゃ強かったんですけど今日ちゃんと味見できたんで、本番は丸かぶりしてもう食い荒らして勝ってやる」と両国へ向けて気合を入れ直した。
試合後、王座戦の調印式も行われ、挑戦者組の2人は「サインしたから、これで正式ね」(ジェシー)、「あとはそのベルトを持って帰るだけよ!」(キャシー)、「このジ・インスピレーション様がね!」(ジェシー)、「チュッチュ! さよなら!」(キャシー)、「じゃあね、カワイ子ちゃん達!」(ジェシー)とこれまた言いたい放題で会場を後にした。

