立ち技打撃格闘技のRISE(ライズ)は21日までに都内で「RISEエルドラド2026」(3月28日、東京・両国国技館)に向けた公開練習を開催。参加選手は練習後にメディアにも対応した。
同大会で、空位のRISEスーパーフライ級(-53キロ)王座をかけて同級3位の長谷川海翔(20=誠剛館)と戦う同級1位の那須川龍心(19=TEAM TEPPEN)は2階級制覇がかかった1戦に向け「なんか前の(フライ級の)タイトルマッチの時の方が『よしやるぞ』っていう気持ちはありましたね。それが良いのか悪いのか分かんないですけど、今は本当にいつも通りというか、落ち着いています」と平然と答えた。
その理由について「もうそこを見てないんだと思います。(ベルトを)取ったとこで満足できるかって言ったらできないし。先もあるし、やりたい相手もいますし、やりたいこともありますし。それがあるから」と説明した。
その上で“先に行くために勝たなければいけない”長谷川戦について「何を当てるかによるんですけど、(勝つための)いろんなパターンもありますし、延長までいくというパターンも考えていますし、削り合いになるというのも考えていますし、本当にいろんな状況を考えています。プラス面の状況もマイナス面の状況も全て今、頭の中にインプットされているという感じです」と万全を強調した。
5月16日生まれの龍心にとって、この試合が10代最後の試合になる可能性は高い。「10代のうちに2階級制覇っていうのはすごいことなのかなって思いますし、最後なんでしっかりKOしたいなっていうのはあります」という。
4月11日に試合を控える兄のプロボクサー那須川天心も現在、週に最低でも1度はTEPPEN GYMで練習を行っているもよう。龍心は「そうですね、週1は絶対に今やってるんでそこで一緒にやってますね。(天心は)1番やりにくい相手でもありますし、最近TEPPEN GYMで自分がやられるってことはなかったんですけど、天心にはまだ全然やられるので。そういう刺激をもらえますし、そういう“やられる”っていうのも練習なのかなっていうのもありますし、本当にいい刺激です」と兄から多くのものを得ていると話した。
天心との練習では「どう戦おうかなってのを考えてますね。こうした方がいいかなとか、そういうこともいろいろ聞いてます」と言い、「次の相手もサウスポーだし、(天心は)本当に世界で一番強いサウスポーだと思ってるんで、それで(天心相手に)やれてるってことは、次の相手は本当に怖くないなって思います」と自信をのぞかせた。
先日、同じ2006年生まれで、RIZINで大活躍中の秋元強真(20=ジャパン・トップチーム)と対談。龍心は「前回のRIZINでの試合(パッチー・ミックス戦)も、ああいう形で素晴らしいKOをしていたので。やっぱり自分もやらないとなってのもありますし。競技が違うんでライバルとかではないですけど、そっちがかましたなら、自分もかまさないとなって思います」と秋元のようなKO勝利を誓った。
そして龍心は長谷川戦に勝った後のことについても言及。「ずっと花岡(竜)選手(橋本道場)とやりたいんで。花岡選手と長谷川選手がやってるわけで(24年6月に対戦し、花岡が判定勝ち)、そこで自分が(長谷川を)KOとかもすればやるチャンスも巡ってきますし。花岡選手が55キロに上げたんで、そこで(花岡に)勝っちゃえば55キロの世界トーナメントに出れるのかなと。それも面白いなかなっていうのは思いますよね」と今年開催予定の55キロ世界トーナメントまで視野に入れていた。

