東幕下2枚目の白鷹山(はくようざん、30=高田川)が、来場所の再十両昇進を確実にした。同3枚目の貴健斗(30=湊川)を寄り切りで下し、4連勝で5勝2敗とした。

ともに十両経験のある対決だった。力強く寄り切った白鷹山は「(自分にとって)大事じゃない一番は存在しない」と全集中し、「3月場所を締める一番を勝てて良かった」と、少しだけ表情を緩めた。

先場所を十両で6勝9敗と負け越し、幕下に転落したが、わずか1場所で復帰を確実にした。「今場所は振り返ってみても、押し込まれた相撲は一番もなかった。力強く相手に圧力をかけられた。自信になる」といい、「今場所の相撲をゆがませず、貫いていく」と意気込んだ。

2021年春場所で十両優勝を飾るなど、実績は十分ある。師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)からは「(稽古場での)黒まわしは似合わない、早く戻れよ」と励まされていた白鷹山は、「次は新十両のつもりでいきます」と、意欲的だった。

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