日本相撲協会は、大相撲春場所が開催されているエディオンアリーナ大阪で、同場所の三賞選考委員会を開き、受賞力士が決まった(出席者は22人。過半数の12票獲得で受賞が決定)。
14日目に3度目の優勝を決めた関脇霧島は、無条件で殊勲賞を受賞することが決まった。霧島は過去に敢闘賞、技能賞は4度ずつ受賞しているが、殊勲賞は初。満票の22票だった。
敢闘賞は、最大で3人が受賞することになった。いずれも「勝てば」の条件付きで、小結熱海富士、前頭琴勝峰、前頭藤青雲の3人が候補。高田川審判部長(元関脇安芸乃島)が、それぞれの選考理由について「熱海富士は、いい相撲を取っているけど、もう1番ほしい。琴勝峰は、昨日(14日目)まで優勝戦線に絡んだ。藤青雲は新入幕で10番勝てば」と、説明した。それぞれの得票数は、熱海富士が20票、琴勝峰が21票、藤青雲が満票の22票。
技能賞も「勝てば」の条件付きで、前頭藤ノ川が、満票の22票を獲得して候補となった。藤ノ川は豊昇龍、大の里の両横綱を破り、殊勲賞での選出も議論されたという。高田川部長は「殊勲賞にも該当するので、最後まで悩みましたが、相撲っぷりなど、技能賞の方が『よりふさわしい』ということになりました。ただ、勝ち越さないことには話にならないので条件付きです」と、14日目を終えて7勝7敗となっている、幕内最年少21歳への評価を説明した。
敢闘賞、技能賞候補の計4人が、いずれも敗れた場合は、三賞受賞者は殊勲賞の霧島1人となる。

