社民党は23日、この日開票した党首選について、立候補した3人のうち当選に必要な過半数の票を獲得した候補者がいなかったとして、福島瑞穂党首(70)と大椿裕子元参院議員(52)の上位2人による決選投票となることを、報道各社に発表した。決選投票はこの日、あらためて告示された。投開票は4月6日。
党の発表によると、党首選の有権者は5041人で、有効投票は4140票。福島氏が1876票でトップ、大椿氏は1297票だった。
告示日の会見で「明るい社民党に変えるには、党首や党名を変えるくらいドラスチックなことが行われても致し方ない」と訴えた副党首のラサール石井参院議員(70)は967票で、決選投票に進めなかった。
無効票が122票あり、そのうち白票が93票にのぼったという。
社民党は国会議員が福島、ラサールの両氏しかおらず、党勢衰退で存亡の危機にある。福島氏は党首に返り咲いた2020年以降、連続3回、無投票で党首に選出されていたが、今回は2013年以来13年ぶりに、複数候補による選挙戦となっている。
福島、ラサール両氏はこの日、参院本会議に出席した。記者会見などは開かなかった。福島氏は本会議後、日刊スポーツの取材に「決選投票になりましたが、頑張りたい」とだけ口にした。

