参政党の豊田真由子政調会長は、高市早苗首相の訪米報告に対する与野党の質疑が行われた26日の衆院本会議で質問に立ち、高市首相への配慮などとした上で、「野党にもかかわらず、関係大臣(への)問いの割合が大きい」と述べ、高市首相以外の閣僚にも質問を投げかけた。

元自民党議員の豊田氏は、登壇するとまず高市首相の方にあいさつをした後でマイクの前に戻り、質問を始めた。「今回、厳しい国際情勢の中、日米同盟の強固なコミットメントや、資源に関する合意などがなされた。総理をはじめとする関係各位のご尽力に、率直に敬意を表します」とした上で、「参政党は常に是々非々で事に臨む方針であり、日本の国益をいかに守り抜くかという観点からお伺いします」と質問を始めた。

豊田氏は「日本国初の女性総理となった高市総理が、日々すさまじい激務に、日本国のためにまい進されていることに心からの敬意とご配慮を申し上げ、野党にもかかわらず、関係大臣問いの割合が大きいということを申し添えたい」と語った。

豊田氏は、トランプ米大統領のイラン攻撃に関する姿勢に関し「強気な姿勢の一方で、米国内の原油価格高騰や、中間選挙を考慮すれば、ディールを通じた交渉による終結の選択肢も視野に入れていると思います」と主張。「総理は日米同盟の固い結束を改めて確認され、我が国は西側諸国の中でイランと長年にわたり、友好関係を築いてきた、稀有な国。両国にものを申せる立場にある」として、日本が果たすべき役割について高市首相の見解を問うた。また「(イラン攻撃に伴い米国と友好関係にある)湾岸諸国の重要インフラが深刻なダメージを受けている」として、湾岸諸国にも寄り添う姿勢を示すことが「日本の国益にもつながる」として、今後の戦略を問うた。

高市首相は「関係国や国際機関を含めた国際社会と緊密に連携しながら、必要なあらゆる外交努力を続けて参ります」などと応じ、原油調達先の多角化の必要性にも触れながら、「我が国の生命線であるエネルギー安定供給の確保のため、私自身が先頭に立って、積極的資源外交や資源国での開発支援などを通じ、供給源の多角化に取り組んでいきます」と応じた。