小泉進次郎防衛相は25日の参院予算委員会で、イラン情勢をめぐり、現在事実上閉鎖されているホルムズ海峡への機雷掃海を目的とした将来的な自衛隊派遣の可能性に関して、「状況が好転や沈静化した暁に、日本としてどのような貢献ができるかについて一般論として、自衛隊として、法律上何ができるかできないかを整理していくことは当然のこと」と述べた。

「今は、停戦状態にない中、現時点で自衛隊の艦船派遣などを考えていることはありません」とした上で答えた。

立憲民主党会派の広田一議員の質問に対する答弁。

広田氏は、「事態が沈静化した後、安全が確保されれば、ホルムズ海峡の安全な航行を担保するため、自衛隊が機雷を掃海することを今後検討する可能性はあるという理解でいいのか」と質問。これに対し、高市早苗首相が答弁に立ち「現時点では、機雷の有無も分かっておらず、完全な停戦合意がなされるか否か、その時期も含めて分かっていない。現時点で、自衛隊の派遣について決まっていることはございません」とした上で、「将来的な可能性は、そのときの状況を見て、機雷がどういう位置づけかも含め、法律にのっとって判断し、決めていかないといけない」と述べた。

広田氏が「(自衛隊の)機雷掃海(の選択肢)は、排除されていないということでいいのか」と確認すると、今度は進次郎氏が答弁に立ち「今、停戦状況にない中で現時点で自衛隊の完全派遣などを考えていることはありません」と述べた。その上で、「一方で、日米首脳会談で言われたか、言われなかったかということではなく、ホルムズ海峡に我々の経済や暮らしが依拠しているのは事実であって、その面において、状況が好転したり沈静化となった暁に、日本としてどのような貢献ができるかについて、一般論として、自衛隊として法律上、何をできる、できないかを整理しておくことは、当然のことと思います」と主張した。

これに対し、広田氏は「大臣の答弁を聞くと、機雷掃海も射程距離に入っているな、というふうに理解したところであります」と応じた。