立ち技打撃格闘技K-1の「K-1 GENKI」(4月11日、東京・代々木第二体育館)でWAKO-PRO世界ライトクルーザー級王者ファビアン・ロリート(スイス)と対戦するK-1世界王者(90キロ)ルーカス・アハテルバーグ(29=ドイツ)が、元UFC世界ライトヘビー級王者で元RIZINライトヘビー級王者でもあるイリー・プロハースカ(33=チェコ)と合同練習を行った。

アハテルバーグが17日に自身のインスタグラムでプロハースカと練習後の写真を投稿した。

身長200センチでFair FCライトヘビー級(-91キロ)王者のアハテルバーグは、K-1に初参戦する前はEnfusionやSENSHIで活躍し、MMAの試合も経験している二刀流ファイター。今年2月の「K-1ワールドGP2026-90キロ世界最強決定トーナメント」では、1日でマハムード・サッタリ、ボグダン・ストイカ、ニキータ・コズロフの3人からKO勝ちを収めた怪物だ。

一方のプロハースカは元UFC世界ライトヘビー級王者で、UFC参戦前にはRIZINで活躍し、RIZINライトヘビー級王座も獲得している。プロハースカは4月11日のK-1GENKIと同日に『UFC 327』でライトヘビー級3位のカーロス・アルバーグと対戦する。ともに次戦へ向けて、万全の体勢を整える交流になっているようだ。

K-1とUFCは、ともに1993年に創設されたこともあり関係も長く深い。古くはK-1で活躍したアリスター・オーフレイム、ミルコ・クロコップ、セーム・シュルト、マーク・ハントらがUFCで打撃の強さを証明した。

近年ではGLORY元世界王者のアレックス・ペレイラやイスラエル・アデサンヤが世界一の打撃を生かしてUFCを席巻している。そうした背景を考えれば、元UFC王者のプロハースカがK-1王者のアハテルバーグに協力を仰ぐのは自然のことなのだろう。4月11日は、2人がともに世界にインパクトを与える勝利を見せてくれるかもしれない。