幕内経験者の人気力士で、東幕下4枚目の炎鵬(31=伊勢ケ浜)が、七番相撲で東十両12枚目の35歳、ベテラン錦木に敗れ、5勝2敗で今場所を終えた。1度突っかけた後、2度目で立つと、左で前まわしを狙ったが取れなかった。即座に左を差して活路を見いだそうとしたが、左は錦木に抱えられ、そのまま圧力をかけられて寄り倒された。

十両下位の剣翔、島津海、荒篤山は幕下転落が確実な成績となっている。加えて藤天晴も、幕下転落は避けられない成績といえる。十両に3~4枠の“空き”ができる見込み。炎鵬は幕下から十両への昇進の優先順で、4番手相当とみられるため“空き”が3枠だった場合は、見送られる可能性があるが、藤天晴が千秋楽に敗れるなどして“空き”が4枠だった場合は、十両に再昇進する見込み。14日目終了時点では、炎鵬が関取に復帰できるかどうかは、極めて微妙な情勢となった。

炎鵬も、そんな事情を理解しており「そこ(昇進するかどうか)は祈るしかない。今日、勝てなかったので、あとは待ちたいなと思います」と、25日に行われる来場所の番付編成会議の結果を待つと、冷静に話した。ただ、敗れたことには「何もできなかった。今日、勝てなかったというのが、自分の弱いところ。まだまだ強くなりたい」と、落ち着いた口調ながら反省の弁を並べていた。