日本水泳連盟が23日、東京都内で会見を開き、8月のパンパシフィック選手権(米国)と9月の愛知・名古屋アジア大会の日本代表を発表した。
22日まで代表選考会も兼ねて行われた日本選手権で各種目上位2位以内で派遣標準記録をクリアした14選手を中心に選出された。
男子は最年少で平泳ぎ3冠を達成した大阪・四條畷学園高2年の大橋信(17=枚方SS)や個人メドレーと200メートルバタフライの3種目で派遣突破した松下知之(20=東洋大)ら。女子は1500メートル自由形で派遣突破し、800メートルでは22年ぶりの日本新記録を打ち立てた梶本一花(22=枚方SS)や男女通じて最年長35歳の平泳ぎ第一人者、鈴木聡美(ミキハウス)らが選ばれた。50メートルバタフライで派遣標準突破した池江璃花子(25=横浜ゴム)も代表入りした。
2年後の2028年ロサンゼルス五輪の前哨戦とも言える国際大会へ、監督として代表チームを率いる倉沢利彰委員長は「米国での大会でなおかつ屋外プールでの大会はなかなか選手にとっては経験が浅い。そうした事前合宿も含めば屋外プールの対応が必須となる」。アジア大会への弾みをつける大会として位置づけた。
会見には下山好充ヘッドコーチ(新潟医療福祉大)と選手8人が参加した。
新世代の1人として世界に挑む大橋は「100、200で日本記録を出すという目標で練習していたが、100メートルを出せてうれしいけど、200メートルは出なくて悔しい。アジア大会につながるいい試合になった。(パンパシでは)決勝で泳げるように頑張りたい」。
4月から社会人となる梶本は「自由形3種目で優勝することができた。学生記録、日本記録を更新できて学生記録は最後の挑戦だったので成長できた。(パンパシとアジアでは)1500メートルで届かなかった日本記録と800メートルでも自己ベストを更新したい」と抱負を口にした。


