9月の愛知・名古屋アジア大会マラソン代表に内定した男女4選手が27日、東京都内で会見した。サンライズレッドのジャージー姿で登壇し、全員が初出場となる大舞台に向けて意気込んだ。

2月の別府大分毎日マラソンで日本人トップの2位に入り、MGC(ジャパン・マラソン・チャンピオンシップ)シリーズ2025-26男子年間王者に輝いた25年世界選手権東京大会代表の吉田祐也(28=GMOインターネットグループ)は「冬場のマラソンとは別物と考えないといけない。9月に向けてはトラックレースを中心にやっていき、5000メートルでは自己ベストを出したい」と強化プランを明かした。

23年世界選手権代表で、2月の大阪マラソンを日本人2番手の6位となった山下一貴(28=三菱重工)は「代表経験のある身としては他国の選手ペースの上がり下がりは気にならないのがアドバンテージ。新鮮な気持ちで挑みたい。ラストの勝負、暑さの対策、中国やバーレーン選手の強いので意識したい」と誓った。

女子の世界選手権東京大会代表で今月の名古屋ウィメンズマラソンで日本勢トップとなり、同女子年間王者になった佐藤早也伽(31=積水化学)は「世界陸上で経験したことを生かしてアジア大会ではメダル獲得を目指す」と宣言した。

1月の大阪国際を初マラソン日本最高記録で走った矢田みくに(26=エディオン)は「私が実業団に入ったのは日本代表になるのが目標だったから。自分の力を最大限発揮できる場にしたい」と抱負を語った。

日本陸連強化委員会の高岡寿成シニアディレクター(SD)は「名古屋で開催され、ホスト国でもある地の利を生かして、金メダル獲得を目指して頑張って戦ってほしい」と期待を寄せた。

マラソンは9月26日、名古屋市の瑞穂公園陸上競技場発着コースで男子午前7時半、女子午前7時50分にスタート予定。【泉光太郎】