【プラハ=藤塚大輔】世界選手権が25日に開幕し、女子ショートプログラム(SP)が行われる。日本勢からは2月のミラノ・コルティナオリンピック(五輪)に出場した3人が臨む。
坂本花織(25=シスメックス)は今大会が現役最後の競技会となる。五輪の個人種目フリーでは3回転フリップにセカンドジャンプをつけられないミスがあり、金メダルのアリサ・リュウ(米国)と1・89点差の銀メダル。昨年6月に今季限りでの現役引退を発表して以降は「オリンピックが最後と決めていた」というが、悔いの残る演技となり「やり切れなかった。もうちょっとできたはず。まだ動ける体なのに諦めるのはもったいない」と出場を決めた。世界選手権は22年から3連覇し、昨年は2位だった舞台。日本のエースが有終の美を飾れるか。
五輪銅メダルの中井亜美(17=TOKIOインカラミ)は初出場。「挑戦者として挑みたい」と意気込んでおり、この日の公式練習では大技トリプルアクセル(3回転半)を2本降りた。
五輪で表彰台まで1・28点差の4位だった千葉百音(もね、20=木下グループ)は、3年連続の出場。昨年は自己最高の銅メダルを獲得している。昨年12月のグランプリ(GP)ファイナル、今年1月の4大陸選手権、2月の五輪に続いて、またも最終滑走で迎えるSP。「やることは一緒なので、しっかり集中してできたら」と自然体で臨む。
今大会は一部の有力選手が欠場しており、五輪金メダルのリュウも出場をキャンセル。表彰台は日本勢と五輪5位のアンバー・グレン(米国)らが争う構図となりそうだ。
◆女子SPの主な滑走順(日本時間)
〈27〉中井亜美(午後11時27分)
〈28〉アナスタシア・グバノワ(11時42分)
〈29〉イザボー・レビト(11時48分)
〈30〉ララ・ナキ・グッドマン(11時54分)
〈31〉アンバー・グレン(午前0時1分)
〈32〉坂本花織(0時7分)
〈33〉千葉百音(0時13分)


