MBSテレビは26日、大阪市の同局で春の改編会見を開催。2月13日のニュース内で伝えた内容に誤った表現があったとして謝罪し、訂正する動画をアップした件について言及した。

同局は、「(昨年7月に行われた)参政党のイベント会場近くで、抗議活動をしていた男性たちから暴行され、重傷を負ったとして、男性が警察に被害を訴えた」というニュースを報じた。

しかし、抗議活動をしていた男性側から現場で「“しばき隊”と名乗っていない“しばき隊”というグループは存在しておらず、名乗るはずがない」と抗議を受けた。

訂正や謝罪はなく、同局前では抗議活動も行われていたが、今月19日になって、「MBSでは、被害届を出した男性の認識や、抗議活動をしていた男性たちの1人が報道時にSNS上で“ニューしばき隊”と称していたことなどを確認したこと、また捜査関係者への取材に基づいて、『“しばき隊”を名乗る男性たち』と表現しました。しかし、抗議活動をしていた男性たちは現場で“しばき隊”と名乗っておらず、男性たちが現場で“しばき隊”と名乗ったと受け取れる、誤った表現でした」と認め、「訂正しておわびいたします」と謝罪した。この日のニュースでも改めて謝罪した。

同局の田淵伸一総合編成局長は「社内での議論が行われていない」とし、詳細についての説明は控えた上で「弊社の一社員、編成責任者として、結果としてこのようなことに至ったこと、男性2人にご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」と改めて謝罪した。

同局の担当者も「事実として分かったこと、訂正、おわびすることは先週、今週と2回にわたっておわびさせていただいた。会社としての評価、詳細は調べているところで正確なことがお伝えできない。今回、2人の男性の方に引き続きに真摯(しんし)に対応していきたい」と、現在調査が進行中だとし、「公表できることはすべてニュースとして出している状況です」と話すにとどめた。