米ブルームバーグ通信は25日、米実業家イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業スペースXが、6月にも新規株式公開(IPO)し、750億ドル(約12兆円)規模の資金調達を目指していると報じた。関係者の話としている。実現すれば、サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコを上回り、世界最大の株式公開案件となりそうだ。

上場の時期は変更される可能性があるという。ブルームバーグは2月、スペースXが早ければ3月中に水面下でIPOを申請する可能性があると報じていた。

上場時の時価総額は1兆7500億ドル超と、マスク氏が率いる電気自動車(EV)大手テスラを上回るとみられている。

スペースXは2月、マスク氏が率いる人工知能(AI)開発企業xAIを買収し、統合したと発表。宇宙空間にAI向けデータセンターを建設する構想などを掲げている。上場で調達した資金は、競争が激しい最先端のAI開発の費用にも充てるもようだ。(共同)