スピードスケート女子500メートルで、22年北京大会銀メダルの高木美帆(31=TOKIOインカラミ)が、銅メダルを獲得した。首位から0秒78差の37秒27。
テレビインタビューに応じ、「前回の北京五輪より順位は落ちたが、今回はそんな簡単にうまくいくとは思わなかった。素直にうれしかった」と話した。
9日の1000メートル銅メダルに続き、今大会2つ目のメダル。18年平昌の3つ、22年北京の4つとあわせて、五輪で夏冬通じて日本勢女子最多のメダルを9個に伸ばした。
自身を「純正のスプリンターではない」と評価しており、500メートルは得意種目ではない。本命の1000メートルですら「私の中では短距離の種目」と表現するほどだが、さらに短い距離にも果敢に挑む。前回の北京は3000メートルも含めた5種目に出場。今回は4種目に絞ったものの「オールラウンダー」の道を進む。当初は補欠として登録されていたものの、ミラノ入り後に出場を決心していた。
五輪通算メダルは9個。大台の10個まであと1とした。17日(同18日)に団体追い抜き準決勝と決勝、20日には1500メートルに臨む。残る2種目は、北京でどちらも銀メダル。前回を超える戦いは続く。
◆高木美帆(たかぎ・みほ)1994年(平6)5月22日、北海道幕別町生まれ。兄姉の影響で5歳からスケートを始める。中3で日本スピードスケート史上最年少で10年バンクーバー五輪出場。18年平昌五輪で団体追い抜き金など3個のメダルを獲得。18年世界スピードスケート選手権総合優勝。22年北京五輪では1000メートル金など4メダルを加え、夏冬通じて五輪日本女子最多7メダルを獲得。7歳で始めたサッカーでも、U-15代表合宿に参加した腕前。165センチ。

