カーリング女子日本代表のロコ・ソラーレが10日(日本時間11日)、カナダ・カルガリーで行われる世界選手権に向けてオンラインで会見に出席した。

混合ダブルス日本代表で、今大会はリザーブとして登録された小穴桃里(30)は、14日(同15日)開幕の大会へ「素晴らしいお姉様方から、いろいろなものを勉強して、私自身が選手として還元できるものもあるかなと思う。いいサポートができるように頑張りたい」と意気込んだ。

かつては4人制でプレーしたものの、近年は混合ダブルスに専念。小穴桃里・青木豪組として活動する。昨年12月、ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)出場権をかけた最終予選で敗れたあとに、ロコから声をかけられた。

「4年のサイクルが1つ終わったタイミングで、次の4年でどういう頑張り方をするのがいいのか考えているときに、ちょうど声をかけていただいた」と振り返る。「今後こういう形でプレーできるか分からないが、可能性の1つとしてチャンスだなと思ったので、お話を受けさせていただいた」と明かした。

サード吉田知那美(34)は「強力な助っ人として、召喚をさせていただいた。戦力として、一緒に戦ってくれるチームメート」と評価した。スキップ藤沢五月(34)、セカンド鈴木夕湖(34)、リード吉田夕梨花(32)の4人は2015年からともにプレーしており「ずっと同じメンバーでカーリングをしているので、新しい風は間違いなく選手としての成長にしかつながらない。新しいスキル、知識を得られる」と喜んだ。

藤沢は「ショットを決める力が大切で、それを本当にうまく決めているのが桃里ちゃんだと前からチームで話していた。試合中の雰囲気が本当に楽しそうで、見ていてうらやましいと思うくらい、プレーの仕方は本当にリスペクトできる部分もあって桃里ちゃんに声をかけた」と説明した。

今月8日まで行われた日本混合ダブルス選手権では優勝しており「今一番疲れているのが桃里ちゃんだと思うが、優勝という勢いを持ってきてくれた。今回、私たちも桃里ちゃんに乗っかりたい」と信頼を寄せた。

ロコは23年大会以来3年ぶりの出場。LS北見時代の16年大会では、日本初の銀メダルを獲得している。

◆小穴桃里(こあな・とうり)1995年(平7)5月25日、山梨県甲府市生まれ。8歳から競技を始め、駿台甲府中3年時に、チームフジヤマ(富士急)の発足に参加。日本選手権は14年に初出場し5位、18年に初優勝。同年世界選手権出場。21年混合ダブルス全日本選手権3位。22年7月に富士急を退団し、同10月に第1子となる長女出産。25年12月に小穴、青木組でミラノ・コルティナ五輪最終予選に出場も敗退。