日本サッカー協会(JFA)は19日、千葉市内で、英国遠征(28日スコットランド戦=ハムデンパーク、31日イングランド戦=ウェンブリー)に臨む日本代表メンバー28人を発表した。
FW塩貝健人(20=ウォルフスブルク)が初選出された。6月開幕のワールドカップ(W杯)北中米大会メンバー発表前、最後の強化試合となる予定。滑り込みでのメンバー入りへチャンスを得た。
森保監督は選手の理由について「W杯に向けてチームを固めていく最後の活動になるかもしれないですし、もう試す時期じゃないだろうと考えられる型もいるかなと思いますが、やはりW杯に勝つために我々の最大値の可能性を考えられる選手であれば招集させてもらった方がいいかなと思っています。実際に見ていくことをやりたいなと思っていました」と回答した。
南野拓実(31=モナコ)が長期離脱、今回は久保建英(24=Rソシエダード)も負傷からの回復途上で招集を見送った中、シャドーとして塩貝の可能性を確認することになったようだ。
また、こうも話した。
「(招集は)もっと早くても良かったかなと思っています。(オランダ1部の)NEC(ナイメヘン)でプレーしている時もハードワークでチームに貢献して、貴重なゴールも奪ってという活躍を見せてくれていたので、何度か招集を考えたことも実際にあります」
では、なぜこの3月という本番直前のタイミングだったのか? そこについてはあらためてこう強調した。
「W杯ギリギリまで可能性のある選手、力を見せてくれる選手は招集を我々がチャレンジしていく。本当に1%でもW杯で勝つ可能性を上げていくというところを選択肢として持って活動するという意味でも、招集させてもらいました」
また、守田が選外となったところでも触れたように、森保監督は欧州5大リーグ(プレミア、スペイン、ブンデス、フランス、イタリア)でプレーする選手を序列で上に考えているようだ。
「(塩貝が)ウォルフスブルクに移籍して、もしかしたら前所属チーム(NECナイメヘン)の時の方がインパクトのある活躍をしているかもしれないです。でも、我々が全ての国にそれぞれの特長があって、色があって、素晴らしいリーーグですけど、常々5大リーグでプレーしてほしいということも、選手たちには目標としてこう持ってもらうということを話している中で、彼はW杯に向けてこれまでのチームでアピールできるところをさらにチャレンジして、自分自身を高めようとしているところがあったかなと思います。そういうチャレンジを、日本代表チームの監督として、1人の日本人指導者として、より高みを目指してチャレンジしている。舞台を変えてステップアップしているというところも評価して招集させてもらってもいいかなと思いました」
日本サッカーが世界一を目指して戦っていく上で、選手自身もより高みを目指そうとしているかどうか。塩貝からはそんなチャレンジングな姿勢が見て取れたようだ。

