J2ジュビロ磐田はホームで大宮アルディージャに1-4で敗れ、3連敗を喫した。2点を追う後半14分にFWグスタボ・シルバ(28)が、2戦ぶりの今季2点目を記録。一時は1点差としたが、終わってみれば今季ワーストとなる4失点での完敗だった。これで開幕から7試合を終えて2勝5敗。PK勝ちで2勝も90分以内での勝利はなく、2013年のクラブワースト記録に並んだ。

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またしても、待ち望んだ光景が広がることはなかった。ホームで今季初となる90分での勝利を目指した磐田だったが、結果は4失点での敗戦だった。志垣良監督(45)は「何とか勝ち点3を取って、ここから巻き返していこうと位置づけて臨んだ試合だった。足を運んでくれた皆さまに申し訳なく感じている」。選手たちもがっくり肩を落とし、あいさつに回った。

前半にセットプレーで2失点して迎えた後半14分。FWマテウス・ペイショット(30)のパスを受けたFWグスタボ・シルバが右足で決めた。ブラジル人コンビの連係でネットを揺らし、1点差。しかし、本拠地に漂った反撃ムードは、あっという間にしぼんだ。

直後の同16分、中央からのミドルで3点目を許す。シルバは「3失点目までが早すぎたことが全て。あれでチーム全体の気持ちも落ちてしまったと思う」。同追加タイムにはダメ押しとなる4点目を献上し、試合終了の笛が鳴った。

90分以内での勝利がないまま、開幕から7試合が終わった。不名誉な記録は、13年に並ぶクラブワーストタイとなった。29日に迎える次節はアウェーでいわきと戦う。指揮官は「結果を真摯(しんし)に受け止めて、もう1度、練習からやっていくしかない」。シルバも「自分たちに何ができるのか。お互いに要求しあえることはないのか。練習から大切にしていきたい」と振り絞ったが、勝ち点3が遠い。磐田が苦しんでいる。【前田和哉】

○…流通経大柏高から今季加入したDF増田大空(18)が、プロデビューを果たした。後半38分から左サイドバックで出場。同40分にあわや失点のピンチで好カバーを見せると、同追加タイムには持ち味となる左足の精度を生かしてFKから好機も演出した。新たな1歩を踏み出したルーキーは「負けている状況で攻撃にアクセントをつけることはできなかった。もっとやっていかなければいけない」と語った。