柏レイソルが12年ぶりの優勝を逃した。リカルド・ロドリゲス監督(51)は「負けたことは悔しいが、やるべきことをやりきった。自分たちのプレーに誇りを持って、ファイナルの場から去りたい」とすがすがしかった。
前半の入りは悪くなかった。MF小泉佳穂(29)を起点に攻撃を組み立て、FW垣田裕暉(28)らに得点機もあった。指揮官は「先制点を取られるまで良い入りをして、試合を支配していた」と振り返った。
前半25分にリードを許すと、セットプレーだけで3失点。「ロングスローでの2失点は悔しくて仕方がない。2失点がなければ、1-1で同点で延長戦にいった展開。決勝戦であのような形で複数失点したのは残念」と悔しがった。
主将のDF古賀太陽(27)は「相手がセットプレーからの点が多い情報は入っていた。前半はゼロで抑えなければいけなかった」と反省。MF小泉は「完敗。実力で負けた」として、「もう少し前でボールに関われたらよかった。有効な形で前進ができず、前半が悔やまれる」と唇をかんだ。
リーグ戦は2位で、優勝の可能性を残す。首位鹿島と勝ち点1差につけており、ロドリゲス監督は「リーグを優勝する可能性を十分秘めている位置にいるのは誇らしい限り。残り3節、勝ち点9を勝ち取りACL(アジア・チャンピオンズリーグ)に行くと同時に、リーグ優勝を目指して戦い続ける」と切り替えた。【飯岡大暉】



