国際サッカー連盟(FIFA)が6月開幕のワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会のチケット価格を不当につり上げているとして24日、サポーター団体が消費者団体と共同で欧州連合(EU)欧州委員会に不服申し立てを行ったと発表した。両団体は「FIFAは入場券販売で独占的な立場を利用し、競争市場では到底受け入れられない条件をファンに課している」との声明を出した。
過去大会より高額な設定を「法外」とし、決勝の最低価格は4185ドル(約67万円)で、前回大会の7倍以上という。FIFAが一部で用意した60ドルの低価格チケットの数が極めて少ない点はEUで違法と指摘。需給により価格を変動させる「ダイナミックプライシング」についても「価値の向上もないまま価格を上げ、ファンの忠誠心を入札合戦に変えている」と問題視し、撤廃を求めた。
AP通信によると、FIFAは正式に申し立てを受け取っていないとした上で、W杯の収益は競技発展のために再投資していると主張した。(共同)



