【ダンバートン(英国)24日=佐藤成】日本代表がスコットランド戦(28日、ハムデンパーク)に向けて始動した。

負傷の影響で昨年9月以来、6カ月ぶりの代表復帰となったMF三笘薫(28=ブライトン)が競争の重要性を口にした。

28日のスコットランド戦の次には31日のイングランド戦が控える。会場は聖地ウェンブリー競技場で注目度は自然と高まる。ワールドカップ(W杯)北中米大会メンバー発表前、最後の2連戦に向けて「素晴らしいチームとできるので、自分たちのレベルも確認しながら、結果をしっかりと出して、自分たちの自信につなげたいなと思ってます」と本大会へ弾みをつける2試合とする。

アジア最終予選は敵なし状態で独走した。その後は北中米、南米勢、アフリカ勢などと対戦を重ね、今回欧州の実力国との腕試しとなる。W杯北中米大会ではオランダ、欧州プレーオフB勝者と同組。今シリーズが本番への試金石となる。

「僕たちもそうですけど、彼らも本当にW杯の選手選考もかかってると思いますし、相当な気持ちで来ると思う。W杯優勝候補というところでは、本当にここと自分たちがいいプレーすることで見えてくるもたくさんある。今までやってきたところがどれくらいまたヨーロッパのチームに通用するかを確認することと、選手が代わってもどれだけ今までやってきたことができるかも大事。一人一人のコンディションを含めて個人の能力、デュエルのところで勝てるかが見もの」

勝利を目指すのは当たり前。その上でいかに個人として能力を示せるか。いい競争がチームのさらなる成長につながると信じている。「名前のある選手たちにどれだけできるかを監督やコーチにしっかり示すことが大事かなと思います。選手の中でも結果を出すことで、信頼もそうですし、この選手にはかなわないというところを一人一人が出していくことが、競争につながって、それが選考にもつながっていくと思う」とうなずいた。

世界のトッププレーヤーたちがしのぎを削るプレミアリーグに身を置くからこそ、目標として掲げる世界一が狙えると考える。「十分可能だと思います」と言い切り「経験がある選手も多いと思うので、5大リーグで全員活躍してますし、5大リーグじゃなくても活躍してますし、その自信というのはみんな持ってると思う」と現実的な距離感を口にした。

【動画】三笘薫、ボール回しで股抜き/日本代表練習