レアル・マドリードがフランス代表FWエムバペ(27)の左膝捻挫に関する初期診断を誤ったとスペインのラジオ局カデナ・コペが24日に報じた。
エムバペは昨年12月のセルタ戦で左足に違和感を覚え、大晦日に左膝捻挫と診断された。それ以降、欠場と復帰を繰り返し、3月2日にフランスでの検査で改めて左膝捻挫と診断され、17日のマンチェスター・シティー戦で6試合ぶりに戦列復帰。現在、代表チームに参加しており、アメリカで行われる親善試合で26日にブラジル、29日にコロンビアと対戦する。
Rマドリードのアルベロア監督は22日のマドリードダービーの前日、代表戦に合流するまでの状態に戻ったエムバペについて、「もう100%の状態だ」と話したが、このけがの回復プロセスで大きな問題があったという。
フランスのラジオ局RMCのジャーナリスト、ダニエル・リオロ氏はこの件に関して、「マドリードで誤診があった。エムバペは不満を露わにし、かなり怒っていた」と明言した。
続けて、1月にRマドリードの医療スタッフが解任された原因について、「けが人が多かったからとの説明を受けたが、エムバペの膝に関する診断は本当に酷く、重大なミスだったと断言できる。Rマドリードにとって今回の出来事は恥ずべきことだ。エムバペは最悪の事態を回避できたと思う」と説明した。
さらにリオロ氏は、「この誤診はエムバペが自分の症状を知るまでに時間がかかり、プレーを続けていたので、より深刻な事態になる可能性があった」と指摘した。
カデナ・コペのミゲル・アンヘル・ディアス記者がこの報道を確認したところ、「Rマドリードは最初の診断で膝を間違えた。左膝ではなく右膝を検査してしまった」と初期診断で致命的なミスがあったことを強調していた。
エムバペは24日にアメリカに移動する際、左膝の怪我に関する憶測や事実でない報道があったことを嘆きながら、「膝の調子は良好で、100%の状態に回復しつつある。パリで正しい診断が下されたのは幸運だった」と語っていた。
12月から続く大きな問題を解決したエムバペはこの後、代表戦を経て、Rマドリードでバイエルン・ミュンヘンやバルセロナなどとのビッグマッチを控えるシーズン終盤に臨むことになる。(高橋智行通信員)

