【マドリード=高橋智行通信員】レアル・マドリードはホームで行われたアトレチコ・マドリードとのダービーマッチを3-2で制した。前半に先制を許したが、後半にFWビニシウス(25)の2ゴールなどで逆転した。後半32分にMFバルベルデが一発退場となりながら勝ちきった。

Rマドリードのアルベロア監督は試合後の記者会見で「我々は今日、このユニホームにふさわしい気概や精神的な強さを見せることができたと思う。私は今日のチームでその点を一番、気に入っている。最後の時間帯は1人少ない状況で苦戦を強いられた。私と見解は異なるが、(主審の)ホセ・ルイスがバルベルデ退場の理由を説明しに来てくれたことに感謝しているよ。最終的に結果を維持できたことに感謝しているし、望んでいた勝ち点3を獲得できた」と振り返った。

一問一答は以下の通り。

-バルベルデのレッドカードについて

「過剰な力だったと言われたが、私はそうは思わない。あれはよくあるタックルで、相手を傷つけたりけがをさせたりする可能性はまったくないものだった。これは私の見解であり、彼とは考え方が異なるが、先ほど話した通り、説明に来てくれたことに感謝している。レッドカードで全てがより難しくなり、大いに苦しんだ」

-ビニシウスのパフォーマンスについて

「またしてもビニシウスの素晴らしい試合だった。彼は才能、勇気、気概、そして失敗を恐れず、再挑戦する姿勢を改めて示してくれた。あれは非常に難しい局面でのスーパーゴールだった。いつも言っているが、彼がいてくれることは本当に幸運だよ。それは献身的な姿勢や才能、チームを引っ張ろうとする意欲によるものだ。彼がキャリアの絶頂期にあるかどうかは分からないが、それに近い状態だろう」

-再び後半から出場したエムバペについて

「私は毎日、目の前の相手と対戦するためのベストイレブンを組むように心がけている。世界最高の選手がいるなら、それを最大限に生かさなければならない。3週間から1カ月ほど離脱していたことを考えると、徐々に調子を上げていくのが普通であり、それが私の望むことだ。それは選手にとってもチームにとってもベストだよ。キリアンの出場時間は良いものだったし、先日の試合同様、常に相手にとって脅威となっていた。今回の代表戦でさらに多くの出場時間を得て、より万端な状態で戻ってくるだろう」

-カルバハルを先発理由はアレクサンダー=アーノルドが練習に遅刻したからか?

「私は試合ごとにベストの11人を選んでいる。カルバハルは素晴らしいプレーを見せ、ルックマンを上回った。彼に本当に満足している。そしてトレントの投入はチームにプラスとなり、大きなエネルギーをもたらせてくれた。これほど多くの選択肢があるのでうれしいよ。そして、今日のように全員が貢献してくれることもね。これが我々の歩む道だ」